ホワイトニングとは「歯の漂白」のことです。
歯の表面のみの着色は、磨くことで着色を取ることができます。
しかし、内部に入り込んでしまった色素は取れません。
ホワイトニングは、このような着色に効果が期待できます。
歯質に沈着した色素を漂白して、自然な白さを実現します。
(但し詰め物・被せ物には作用しませんのでご注意を!)
ホワイトニングは、主に3種類あります。
①歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」
②家でマウストレーと薬剤を使用する「ホームホワイトニング」
ホワイトニングと言えば主に上記の2つです。
ですが、神経がなくなった歯には効果がありません。
そのような歯には、以下の漂白が必要です。
③変色してしまった歯を内側から漂白する「ウォーキングブリーチ」
③については、適応となる歯の状況は限定されます。
ここでは主に①と②について比較したいと思います。
①オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。
ジェル状の薬液を歯の表面に塗布し、光を照射して反応を促進します。
利点:集中して行うので1回で終わる
欠点:歯の色の後戻りが多い
②ホームホワイトニング
歯の形に合ったトレーを製作して、トレー内に薬液を入れて歯の面に作用させます。
毎日2時間程度トレーを装着します。
利点:帰宅後の空いた時間で行える
後戻りは少ない
さらに白くしたいとこに、薬剤の追加などで対応しやすい
欠点:毎日一定の時間行うため、忘れたり、時間の都合がつかない場合がある。
それぞれの特性がありますので、ご自身の生活に合った方法を選ぶことができます。
(それぞれの欠点を補うように、両方併用することもできます)
後戻りは個人差がありますが、後戻りしたら再度ホワイトニングを行うこともできます。
ホワイトニングは、生まれつきの変色などには効果が低い場合もあり、個人差は大きいです。
しかし、他の方法に比べて低侵襲に歯を白くすることができます。
さらに詳しく紹介されているホームページもありますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。
「医療ホワイトニング.jp」