院内風景、感染対策などについてご紹介します。
＜院内風景＞
googleストリートビュー
（上記ビューは2017年6月のものです。現在の内装と違う個所もあります）
玄関・受付・待合室
エントランス
受付
待合室風景
パウダールーム
ほのかな暖色系の色合いの内装として、温かみのある、居心地の良い待合空間を目指しました。
また、治療後のお化粧直しのためにパウダールームをご用意しております。
診療室内
診療室風景
カウンセリングコーナー
診療室内もベージュ系統の壁紙、木目調のキャビネットを配して温かみのある空間を目指しました。
診療チェアユニットは、清潔感が感じられるグリーン、テーマカラーのブルー、くつろぎを目指したアイボリーなどとしています。
エックス線撮影装置
歯科用コーンビームCT（いわゆる歯科用CT）を備えています。
歯や顎骨などの3次元的な診断に対応しています。
従来通りの撮影ももちろん可能です。
＜院内感染対策について＞
院内感染対策の紹介
歯科治療におけるお口の中は、「口腔内細菌叢」という、多量の微生物に覆われた環境です。１．洗浄・滅菌について
この環境での治療のために院内感染で気を付けることは、
・医療従事者や器具などを介して患者さん同士の汚染物の行き来がないこと
・医療従事者から患者さんへの感染を起こさないこと
・患者さんから医療従事者への感染を起こさないこと
があります。
これを防ぐため、具体的には
・お口の中で【繰り返し使う器具】の汚れを毎回リセットする事
・術者・介者の手指の汚れを毎回リセットすること
・医療従事者の針刺し事故等を起こさないこと
・汚染範囲をコントロールする事
などの実施が重要です。
（実際には、処置の内容で注意点も変わります）
当院で行っている院内感染対策をご紹介していきます。
２．印象採得（型取り）について
・切削・研磨などのための各種ハンドピースは機械注油にて内部洗浄の上、オートクレーブ滅菌しています。
自動注油器とプチクレーブ
・基本診療セット、各種器具などは、酵素系洗剤による自動機械洗浄の上、オートクレーブ滅菌しています。
自動器具洗浄機とオートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）
・その他、滅菌処理が困難なものについては、お口の中に触れるものはディスポーザブル製品を使用しています。お口の中に直接触れない器具は、浸漬洗浄も使用しています。
３．診療前のうがいについて
・型取り後の院内の汚染や、詰め物、かぶせ物、入れ歯等の製作をお願いする技工所への汚染を防止するために、型取り直後に専用の消毒液に浸漬しています。
→インプロステリンプラス（希釈使用）
４．ウイルス感染症対策
・お口の中の微生物を簡便に減らすため、消毒液で最初にうがいのご協力をいただいています。
５．診療空間について
・流行感染症の院内拡散防止のため、体調の悪い方、熱の出ている方には診療日を延期していただいています。
・入退室時の手指消毒に利用できるよう、アルコール消毒液を設置しています。
６．術者・アシスタントについて
・分散したユニット配置になっています。
・空気清浄機を4台設置し、環境の確保に努めています。エアロゾルによる感染対策が特に必要な場合、状況に応じて口腔外バキュームを使用します。
空気清浄機写真と口腔外バキューム
・必要に応じてシールド・防護ガウン等を使用します。
・グローブは診療ごとに交換しています
・診療毎の他、必要に応じて手洗い・消毒剤などにより手指消毒を行います。
