仕事中に急に歯が痛くなったら
仕事中に急に歯が痛くなったら?応急処置や早めに受診すべきサイン
「朝は何ともなかったのに、仕事中に急に歯が痛くなってきた」
「歯がズキズキして仕事に集中できない」
「すぐに歯医者へ行けないので、とりあえず痛みを抑えたい」
仕事中に突然歯が痛くなってしまうと、すぐに歯科医院へ行くべきか、仕事が終わるまで様子を見るべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
歯の痛みは、むし歯や歯の神経の炎症、歯周病などさまざまな原因で起こります。応急処置によって一時的に痛みが落ち着くこともありますが、原因そのものが改善したわけではありません。
今回は、仕事中に急に歯が痛くなったときにできる応急処置と、早めに歯科医院を受診したほうがよい症状についてご紹介します。
歯が急に痛くなる主な原因
突然歯が痛くなった場合、まず考えられるのが「むし歯」です。
むし歯が進行すると、歯の内部にある神経に刺激が伝わりやすくなります。最初は冷たいものや甘いものを口にしたときだけしみていたものが、進行すると何もしていなくてもズキズキと痛むことがあります。むし歯が進行した時の症状の一つとして、冷水などをきっかけにして長く痛みが続く(20~30秒程度)ことが特徴です。
さらにむし歯が進み、歯の神経に炎症が起こると、仕事に集中できないほど強い痛みが続く場合もあります。
また、歯の痛みの原因はむし歯だけではありません。
・歯の根の先に炎症が起きている
・歯周病などによって歯ぐきが腫れている
・歯が欠けたり割れたりしている
・詰め物や被せ物が外れている
・歯ぎしりや食いしばりによって歯に負担がかかっている
など、さまざまな原因が考えられます。
原因により、痛みの種類や症状はさまざまです。
自分で原因を判断するのは難しいため、痛みが続いている場合は歯科医院で状態を確認することが大切です。
仕事中に歯が痛くなったときの応急処置
すぐに歯科医院を受診できない場合に、一時的に痛みを和らげられる可能性があるポイントを考えてみましょう。
1.口の中を清潔にする
食べ物が歯と歯の間やむし歯の穴に入り込んでいることで、痛みが強くなっている場合があります。
まずは軽くうがいをして、口の中を清潔にしましょう。
歯と歯の間に食べ物が詰まっている場合は、デンタルフロスなどを使って無理のない範囲で取り除きます。
ただし、痛みがある部分を歯ブラシや爪楊枝などで強く刺激するのは避けてください。
2.頬の外側から冷やす
歯ぐきが腫れていたり、ズキズキとした痛みがあったりする場合には、冷たいタオルなどを頬の外側から当てることで、痛みが和らぐことがあります。
ただし、氷を直接歯や歯ぐきに当てるのは避けましょう。刺激によって、かえって痛みが強くなる可能性があります。
3.市販の鎮痛薬を使用する
どうしてもすぐに歯科医院へ行けない場合は、市販の鎮痛薬(痛み止め)を使用するのは有効な方法です。
使用する場合は必ず用法・用量を守りましょう。持病がある方やほかの薬を服用している方、妊娠中・授乳中の方などは、飲み合わせの確認や服薬に際しての注意が必要です。医師や薬剤師に確認をとるほうが安心です。
また、痛み止めを飲んで痛みがなくなっても、むし歯などの原因が治ったわけではありません。
以上の対策は、あくまで歯科医院を受診するまでの応急処置として考えてください。特に、むし歯が歯の中側まで進んだ時の痛みは、これらの応急処置での対応は難しい可能性が高いです。
歯が痛いときに避けたいこと
歯が痛いときは、長時間の入浴や激しい運動、飲酒などはできるだけ控えましょう。
血行が良くなることで、ズキズキと痛みが強くなっていくことがあります。
一見、「温めたほうが治りそう」とも感じられますが、急激な炎症が起きている場合にはかえって症状が悪化する恐れがあります。
仕事中であっても、強い痛みがある場合は無理をせず、できるだけ安静にすることが大切です。
このような症状は早めに歯科医院へ
歯の痛みの中には、早めに治療したほうがよいものがあります。
特に、
・何もしていなくてもズキズキ痛む
・痛くて仕事に集中できない
・夜も眠れないほど痛い
・痛み止めを飲んでも強く痛む
・歯ぐきや頬が腫れている
・噛むと強い痛みがある
・歯が欠けたり割れたりした
・詰め物や被せ物が取れて痛みがある
・発熱や強いだるさを伴っている
といった症状がある場合は、早めに歯科医院へ相談しましょう。
また、顔の腫れが広がっている、飲み込みにくい、口が開きにくい、息苦しさがあるといった症状がある場合は、お口の周囲の外側に感染が広がっている可能性もあります。速やかに医療機関を受診しましょう。
「痛みがなくなったから大丈夫」とは限りません
昨日まで強く痛かった歯が、急に痛くなくなることもあります。
「自然に治ったのかな?」と思ってしまいがちですが、注意が必要です。
痛みの信号を送っていた歯の神経が、むし歯の進行によって機能しなくなったことで、一時的に痛みを感じなくなっている可能性があります。
この場合はそのまま放置すると、原因であるむし歯はさらに進行して歯の中側はばい菌だらけとなります。やがて歯の根の周囲に炎症が広がり、しばらくしてから「噛むと痛い」など、再び強い痛みや腫れが出ることになります。
痛みもさることながら、歯の中側がばい菌でいっぱいの状態となり、歯が内側から徐々に溶かされていく状況なのです。
痛みが一度でも強く出た場合は、症状が落ち着いていても歯科医院で原因を確認しておくことをおすすめします。
品川駅周辺で仕事中に歯が痛くなった方へ
安斎歯科は、品川駅港南口(東側)から徒歩5分、品川グランドコモンズ内の「品川グランドセントラルタワー」1階にあります。
品川駅周辺・港南エリアのオフィスからも通院しやすく、平日は19時まで診療しています。
むし歯や歯周病などの一般的な歯科治療に対応しているほか、「仕事中に突然歯が痛くなった」「被せ物が取れてしまった」といった急な歯のトラブルについても、可能な限り対応しています。
「まだ我慢できるから大丈夫」と受診を先延ばしにせず、歯に痛みや違和感がある場合は早めに原因を確認することが大切です。
品川駅周辺で勤務されている方、品川・港南エリアで歯医者をお探しの方で、急な歯の痛みにお困りの場合は、安斎歯科までご相談ください。